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セイラー氏、ビットコイン戦略に注力する会長職へ:2022年の人事

MicroStrategyは2022年8月2日、マイケル・セイラーとフォン・リーの役割変更を発表した。セイラーは1989年の創業以来CEOを務めていたが、会社を去るわけではない。経営に関与する会長として残り、ビットコイン戦略への注力を強める方針だった。
新たな役割
変更の発効日は2022年8月8日とされた。セイラーはエグゼクティブ・チェアマンとなり、取締役会長と執行役員の立場を維持する。社長だったフォン・リーは社長を続けながらCEOも務めることになった。発表時点では今後の人事であり、セイラーの退社を意味しない。
次の役割では、#Bitcoinにさらに注力するつもりです。
— Michael Saylor⚡️ (@saylor) 2022年8月3日
ビットコイン戦略に軸足
セイラーはビットコインの著名な支持者で、2022年の市場下落後も公に支持を続けていた。同社は役割分担の理由として、ビットコインの取得・保有と企業向け分析ソフトウェア事業の成長という二つの戦略を挙げた。会社の事業がビットコインだけになったわけではない。
セイラーの説明では、 会長とCEOの役割を分けることで二つの戦略を進めやすくなる。自身はビットコイン取得戦略と関連する普及活動に力を注ぎ、リーはCEOとして会社全体の業務運営を担うという分担だった。
記事公開時点では、今後の関連施策の詳細がすべて明らかになっていたわけではない。経営陣の方針を示す人事であり、ビットコインや同社株式の成功を保証するものではなかった。
2022年第2四半期の減損損失
同社は人事発表と同時に、2022年4〜6月期の業績も公表した。以下はその報告期間の数値で、現在の業績や保有量ではない。
同期の売上総利益は9,690万ドルであり、純利益とは異なる。デジタル資産の減損損失は9億1,780万ドルで、約9億1,800万ドルに相当した。2022年6月30日時点の保有量は約129,699 BTC、平均取得原価は1 BTC当たり約30,664ドルだった。取得原価は当時の市場価格や帳簿価額ではない。減損は同額の現金支出を伴う取引ではないが、報告損益には影響する会計上の費用だった。
一方、セイラーは当時、自社の相対的な株価成績を強調した。 ビットコイン戦略の採用以降、MSTR株は自身が比較対象とした資産クラスや大手テクノロジー株を上回ったという見方である。これは本人の歴史的な比較で、対象期間や比較先に左右される。将来の収益を約束するものではない。












