デジタル資産
Fantom Foundation、2022年3月のCronje氏とNell氏の離脱を説明

2022年3月、Andre Cronje氏が暗号資産と分散型金融(DeFi)の分野から離れると発表し、Fantomコミュニティに懸念が広がりました。同氏はDeFiの重要な開発者でしたが、Fantomでの役割は技術顧問でした。ネットワークの中核開発チームには所属していませんでした。
Cronje氏はFantom Foundationに技術面の助言を行っていました。元の記事で財団のシニアソリューションアーキテクトと紹介されたAnton Nell氏も、暗号資産分野から離れると発表しました。これにより、両氏に関係するプロジェクトの今後が問われました。
Fantom Foundation、2022年3月の状況を説明
Rektは、Fantom、Solidly、SpookySwap、Abracadabra、Geistが少数の内部関係者に利益をもたらす仕組みで結びついており、その関係者らが撤退しているという疑惑を掲載しました。Fantom Foundationは疑惑を否定し、記事は公開から間もなく撤回されたと説明しました。これらは撤回された主張であり、不正が立証されたわけではありません。
Nell氏は活動終了の発表で、約25のアプリケーションとサービスを2022年4月3 日に終了する計画に言及しました。財団は3月11日の声明で両氏の関与の範囲を説明し、Rektの疑惑に反論しました。
財団によると、Cronje氏とNell氏の離脱は25のプロジェクトが閉鎖されるという意味ではありませんでした。ユーザーインターフェースに関する作業など、両氏の担当業務は既存のプロジェクトチームに引き継がれる予定でした。多くのチームはすでに独立して開発・運営していました。インターフェースの引き継ぎとプロトコルの停止は異なります。
財団は、両氏がFantomの中核開発者ではなく、財団自体も言及された25のプロジェクトの設立には関与していなかったと説明しました。中核チームによるネットワーク技術の開発は継続していました。
元の記事は当時、Fantomのアプリケーションに預け入れられた総額(TVL)が前週の112億6,000万ドルから執筆時点の60億2,000万ドルに減少したと報じました。ドル換算額は資産価格や資金移動などにも左右されます。この数字だけでは、減少のすべてが両氏の離脱だけによるものだったとは断定できません。
記事は前年のエコシステムの成長に触れ、 DeFiLlamaに基づき、FantomをTVLで5位と紹介していました。これは当時の順位です。財団は声明で、ネットワーク開始以来、200万超のアクティブウォレットとともに2億件超の取引を処理したと説明しました。ウォレット数と異なる利用者の人数は同じではありません。
Cronje氏とNell氏、DeFiでの活動終了を発表
Nell氏は2022年3月6日の日曜日にツイートを投稿し、自身とCronje氏がDeFiと暗号資産分野への貢献を終了すると発表しました。同氏は次のように述べています。
以前のようにDeFi開発への不満から離れるわけではありません。プロジェクトの公開後に受けた批判への衝動的な反応ではなく、しばらく前から考えてきた決断です。ここ数年、私たちを支えてくださった皆さんに感謝します。
発表には離脱の詳しい理由や、DeFi以外のプロジェクトに参加する具体的な計画は示されていませんでした。当時の記事は、Cronje氏がTwitterアカウントを削除し、Fantom Foundationでの仕事が終了したことを示すためLinkedInのプロフィールを更新したとも伝えています。
Cronje氏はFantomに関わるほか、Yearn Financeの創設者であり貢献者でもありました。発表後、YearnのYFIトークンの価格が下落しました。価格の変動とプロトコルの稼働継続は区別する必要があります。Yearnチームも説明を行いました。
当時の報道によると、Yearnは通常どおり稼働していました。bantegの名で知られるYearn開発者はTwitterで、Cronje氏は1年以上プロトコルの開発に携わっておらず、チームには引き続き多くの貢献者がいると述べました。これは2022年3月時点の状況についての説明です。












