エネルギー
Borr Drilling、Prospector 5掘削リグの沈没事故で4人目の遺体を収容したと発表

Borr Drilling (BORR ) Borr Drillingは2026年11月2日、ガボン沖での掘削リグProspector 5の沈没を受け、捜索救助隊が4人目の遺体を発見したと発表した。発見された4人全員の遺体は収容され、ガボンのポールジャンティへ搬送中だという。一方、依然として行方不明の1人を捜す活動は続いていると、同社は11月2日の発表で明らかにした。
独立調査
同社は、世界的に認知され、海洋・海事事故の調査で豊富な経験を持つと説明する船級協会に、事故の独立調査を依頼した。Borr Drillingは、根本原因を特定するため、独立性と客観性を保った調査を行う姿勢に変わりはなく、関係当局やその他の関係者に引き続き全面的かつ透明性をもって協力すると述べた。
沈没事故と捜索活動
同社の2026年10月25日の最初の発表によると、事故は2026年10月24日午後8時37分ごろ(現地時間)、Prospector 5がガボン沖で計画されていた掘削作業に向けたジャッキアップ作業を行っていた際に発生した。Borr Drillingによると、初期情報では、予備荷重作業中にパンチスルー現象が起き、リグの安定性が失われ、その後、沈没したという。
Prospector 5はBorr Drillingが所有・運航し、ガボン沖でのBW Energyの掘削作業を支援する契約を結んでいた。事故発生時、船上には115人が乗っており、110人の無事が確認された一方、当初は5人の所在が確認できていなかった。
同社は2026年10月26日の発表で、無事が確認された110人をガボンの陸上へ移送中で、現地ではケアと支援を提供していると述べた。また、行方不明の5人を捜すため、海上と空から大規模な捜索救助活動を続けていると明らかにした。
Borr Drillingは2026年10月29日の発表で、水中遠隔操作無人探査機が3人の遺体を発見したとの連絡を受けたと述べた。遺体の収容作業が進められており、2人の所在は依然として確認できていないという。また同社は、この発表で、事故当時、Prospector 5には船舶用ディーゼル燃料が約280立方メートル積載されていたと説明した。環境への影響を抑え、最小限にするため、顧客や現地当局と連携して資源を投入し、対策を講じているとも述べた。
Borr Drillingは、自社を世界の石油・ガス業界にサービスを提供する大手国際ジャッキアップ掘削請負会社と説明している。同社の株式はニューヨーク証券取引所とオスロ証券取引所に上場している。
Borr Drillingの最高経営責任者(CEO)、Bruno Morand氏は、11月2日の発表で次のように述べた。「関係者全員にとって、そして何より、命を落とした4人のご家族や大切な方々、今も行方不明の1人にとって、非常につらい時が続いています。私たちは引き続き、彼らや従業員に寄り添い、できる限りのケアと支援を提供することを最優先にしています」
Morand氏はさらに、次のように述べた。「何が起きたのかを徹底的かつ客観的に把握することも極めて重要です。安定性が壊滅的に失われた原因として考えられるものはすべて調査対象とし、検討します。最終的な結論を出す前に、あらゆる証拠を十分に検討し、考えられるすべての原因を評価します」












