デジタル資産
人権財団、ビットコイン開発・教育に4億2,500万サトシの助成を発表

ヒューマン・ライツ・ファウンデーション(HRF)は2022年1月、ビットコイン開発基金を通じて世界の10件の活動に新たな助成を行うと発表しました。総額は4億2,500万サトシです。サトシはビットコインの基本的な最小単位で、1サトシは1億分の1 BTCに相当します。
HRFの声明によると、今回の助成はBitcoin Core、ライトニング、ウォレットの開発に加え、新興市場や権威主義体制下でのビットコイン教育と教材翻訳の拡充を対象としていました。
この発表は、HRFが暗号資産分野での活動を広げる中で行われました。2021年1月には、当時の最高戦略責任者アレックス・グラッドスタインが、ビットコインのような金融手段を排除すると、米国で監視や統制が強まるおそれがあると警告していました。財団はビットコインなどの暗号資産を一律に悪者扱いしないよう呼びかけていました。
助成先
Jarol RodriguezにはBitcoin Coreの開発活動に対して1億サトシが配分されました。開発を継続し、Bitcoin Core用の新しいグラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)クライアントの構築を進めるための資金です。
トーゴの人権・民主化活動家Farida Nabouremaには、「Togo’s Bitcoin Academy」の設立に5,000万サトシが配分されました。同氏が率いるこの取り組みは、市民向けのデジタル教材を用意し、人権活動家やジャーナリストの金融面での自立を支援することを目指していました。
Roya Mahboobには「The Women’s Annex」の再開に向けて5,000万サトシが配分されました。Mahboobが2013年に設立したこのプラットフォームでは、女性のコンテンツ制作者がビットコインで報酬を受け取ることができました。同氏は発表当時、アフガニスタンの女性を対象とするビットコイン教育に約9年間取り組んでいました。
Sparrow Walletには、ビットコイン専用のオープンソース・デスクトップウォレットの開発に5,000万サトシが配分されました。セキュリティ、プライバシー、使いやすさを重視したウォレットです。
このほか、Anita Posch、Boltz Exchange、Summer of Bitcoin、Exonumia、Blockchain Commons、Meron Estefanosも助成対象に含まれていました。
HRFは今回の助成を支えたCMS Holdings、Gemini Opportunity Fund、Jameson Loppに謝意を示しました。財団が発表時点までに世界の30人以上の開発者や教育者に配分したビットコインと米ドルの累計価値は、110万ドルを超えていました。











