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カルダノニュース:SingularityNETがERC-20コンバーターを稼働、ADAは約2週間1ドル未満で推移

2022年4月23日の本記事では、カルダノのネイティブトークンADAは0.90ドル前後で推移し、2週連続で週足終値が1ドルを下回る可能性があるとされていました。ADAは4月11日に1ドル超の支持水準を割り込み、年初から数えて3度目の同水準への下落となりました。
市場以外の動きでは、カルダノと長く協力してきたSingularityNETが同じ週の4月18日、イーサリアム版AGIXとカルダノ版AGIXを移行するコンバーターブリッジの稼働を発表しました。
AGIXをイーサリアムとカルダノ間で移行するブリッジが稼働
ブリッジにより、利用者はイーサリアム版とカルダノ版の対応するAGIXを1対1で移行できるようになりました。ADA自体をAGIXへ交換する仕組みではありません。ローンチ時にはNTXも対象でした。本記事が2021年9月の発表後に同年12月から試験が進められてきたと説明するコンバーターは、2022年3月28日に最終段階の公開テストネット試験に入り、4月18日に一般向けメインネットで稼働しました。
ERC-20コンバーターは、カルダノの利用範囲を広げる重要な節目です。Input Output Global(IOG)のCEOチャールズ・ホスキンソンは4月20日の投稿で、起こり得る「副作用」について冗談交じりに警告しました。ブリッジを使うと「圧倒的な歓喜、ヒステリックな笑い、そして内なる平和」といった感覚を覚えるかもしれない、というユーモアを交えた表現です。
SingularityNETはIOGと共同でコンバーターを開発しました。対応するイーサリアム上のトークンをカルダノ側へ移行することで、開発者がカルダノ上のソリューションで利用できる資産や用途を広げることが狙いです。すべてのERC-20トークンが自動的に対象になるわけではありません。
カルダノとSingularityNETは2020年後半から協力し、複数の取り組みを進めてきました。SingularityNETは、ブロックチェーンを活用してAIサービスを提供・収益化するマーケットプレイスを構築しています。2021年9月には、Hanson RoboticsとSingularityNETの合弁会社Awakening Healthが開発する高齢者ケア向けヒューマノイドロボットGraceで、AIモジュールの基盤にカルダノを選んだことが発表されました。これは当時の計画であり、統合や医療現場への普及がすべて完了したという発表ではありません。
SingularityNETは、イーサリアムの高いガス代と処理速度を理由に、以前から「カルダノのような最新ブロックチェーン」への移行を検討していました。ただし、今回のブリッジは両ネットワーク間の移行を可能にするもので、イーサリアム対応の全面廃止を意味するものではありません。
カルダノウォレットは30日で10万以上増加
本記事によると、カルダノでは2022年第1四半期に1日約5,000件の新規ウォレットが増えるなどの成長が見られ、その後も増加が続いていました。Cardano Blockchain Insightsのデータを引き、4月20日までの30日間でウォレット数が104,742件増えたと報じています。
4月18日月曜日のコンバーター稼働以降、新規ウォレットが24,000件以上増え、記事で報じられた総数は3,280,086件でした。これはウォレットの件数であり、ADAの保有量や供給量ではありません。また、時期が重なることだけでブリッジが増加の原因と断定はできません。
ウォレット数の増加とともに、大口取引の動向も注目されていました。ブロックチェーン分析会社IntoTheBlockが3月29日の投稿で報告したのは、10万ドル超のオンチェーン取引の総取引量が2022年に入って50倍以上になったという指標です。取引件数が50倍になったという意味ではありません。同社は機関投資家の需要増を示すと解釈していましたが、大口取引量だけで参加者の身元まで確認できるわけではありません。
カルダノ(ADA)市場パフォーマンス
本記事の市場分析時点では、ADAは上位10銘柄の中でも下落の影響が大きいトークンの一つでした。ADA/USDは0.89ドルで、当日約3.25%、直近1週間で6.68%下落していました。月初からは23%超下落し、週足終値も週ごとに低下していました。

当時の本記事は、売り手が優勢でも、ADAが2月24日に記録した年初来安値0.76ドルまで下落して支持を試す可能性は低いと見ていました。一方、市場分析として、0.88~0.95ドルのレンジを上抜ければ1.10ドル超への反発もあり得ると説明しています。買い圧力が強まれば、直近の抵抗線である1ドルを少し超える水準へ押し上げる可能性もあるとしていました。ただし、買い手がレンジ突破の機会を生かせなければさらに下落するシナリオもあり、週末に向けて売買双方が注目する価格帯でした。いずれも2022年4月時点の見通しです。
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